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大学サッカーとインカレ|総理大臣杯との違い・出場枠・3ラウンド制の仕組み

大学サッカーとインカレ|総理大臣杯との違い・出場枠・3ラウンド制の仕組み Jリーグの制度・大会
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冬の大学サッカーの全国大会として知られる「インカレ」。毎年のようにJクラブへ内定する選手が出ることもあり、注目している人も多いでしょう。ところが、大学サッカーには、夏の「総理大臣杯」もあり、「どちらが何の大会なのか」「どう出場するのか」と迷うことがあります。

この記事では、全日本大学サッカー連盟(JUFA)が2023年12月に発表した、2024年度からの大会方式の変更を中心に、総理大臣杯とインカレの違い、出場枠、インカレの3ラウンド制を整理します。大学生がJリーグでプレーする制度はJFA・Jリーグ特別指定選手制度とは?大学生・高校生がJの試、新人選手の加入の流れはJリーグ新人選手の加入内定とはで解説しているので、ここでは「大会」に絞ります。

先に結論|総理大臣杯とインカレを5行で

  • 総理大臣杯は夏(9月上旬)の大会。「普及と強化の機会創出」が位置づけで、32チームが出場するノックアウト方式(全5回戦)
  • インカレは冬(12月)の大会。「真の年間王者決定戦」が位置づけで、28チームが出場する
  • インカレは、従来の集中開催のトーナメントから、予選・決勝・強化の3ラウンド制に変わった
  • 出場枠は地域ごとに割り当てられ、関東が最多。総理大臣杯は10枠、インカレは6枠
  • これは2024年度の発表内容。最新の方式は、JUFAの公式発表で確認する

2024年度の大会改革|何が変わったか

全日本大学サッカー連盟(JUFA)は、2023年12月4日に、2024年度から総理大臣杯とインカレの大会方式を変更すると発表しました。狙いは、各大会の位置づけを明確に分けることです。

総理大臣杯インカレ
時期夏・シーズン途中(9月上旬)冬・シーズンの締めくくり(12月)
位置づけ普及と強化の機会創出真の年間王者決定戦
出場チーム32(出場枠を8増加)28
方式ノックアウト方式、全5回戦予選・決勝・強化の3ラウンド制
2024年度の開催地域東北地域(ラウンドごとに異なる)

総理大臣杯|夏の32チーム

総理大臣杯は、32チームが出場するノックアウト方式で、全5回戦で行われます。出場枠は、関東が10、関西が6、九州が4、東海が3、北海道・東北・北信越・中国が各2、四国が1です。合計で32チームになります。

地域出場枠
関東10
関西6
九州4
東海3
北海道・東北・北信越・中国各2
四国1

総理大臣杯の位置づけは、「普及と強化の機会創出」です。出場枠が8増えたことで、より多くの大学に全国大会の経験を積む機会が広がりました。

インカレ|冬の28チームと3ラウンド制

インカレは、シーズンを締めくくる「真の年間王者決定戦」と位置づけられています。出場チームは28で、地域ごとの枠のほかに、総理大臣杯の成績などによる枠があります。

出場枠内容
地域枠関東6、関西4、九州3、東海3、北海道・東北・北信越・中国・四国が各1
総理大臣杯2024年度の優勝校と準優勝校
前年のインカレ2023年度の優勝地区枠・準優勝地区枠が各1
理事会推薦3
インカレの3ラウンド制予選ラウンド20チーム・1回戦制勝者10→決勝へ敗者10→強化へ強化ラウンド12チーム・4チーム×3組上位4校が決勝T準決勝・決勝決勝ラウンド16チーム・4チーム×4組上位2チームが決勝T準々決勝〜決勝
図:インカレは、予選・強化・決勝の3つのラウンドで行われます。

予選ラウンド(20チーム)

1回戦制のトーナメントで、ホームチームの所属連盟地域で開催されます。勝った10チームは決勝ラウンドへ、敗れた10チームは強化ラウンドへ進みます。

強化ラウンド(12チーム)

予選で敗れた10チームと、理事会推薦の2チームの計12チームが、4チーム×3組のグループリーグを戦います。各組1位と、2位の中で成績上位の1チームの計4校が、決勝トーナメントに進みます。決勝トーナメントは、準決勝と決勝の2回戦制で、関東地域で開催されます。

決勝ラウンド(16チーム)

予選の勝者10チームと、シード6チームの計16チームが、4チーム×4組のグループリーグを、関東・東海・関西・九州に分散して開催します。シードは、関東・東海・関西・九州の第1代表、関東第2代表、総理大臣杯優勝校です。各組の上位2チーム、計8チームが、準々決勝、準決勝、決勝の3回戦制の決勝トーナメントに進み、関東地域で開催されます。

実際に観戦へ行く予定が立ったら、初心者におすすめのJリーグ観戦ガイドもあわせてチェックしてみてください。

この方式の特徴

  • 予選で敗れても、強化ラウンドで試合を重ね、決勝トーナメントに進める道がある
  • シードの6チームは、予選を免除され、決勝ラウンドから登場する
  • グループリーグがあるため、一発勝負のトーナメントより、複数の試合を経験できる
  • 総理大臣杯とインカレで、位置づけが異なり、年間を通じた全国大会が整理されている

従来のトーナメントを集中して開催する形から変わったことで、大会の期間が長くなり、より多くのチームに、実戦の機会が広がる設計になっています。ただし、方式の評価や、実際の運用の成果は、確認した資料には記載がありません。

出場枠の数字を足し算で確認する

枠の数字は、足し算で確認すると分かりやすくなります。総理大臣杯は、関東10、関西6、九州4、東海3に、北海道・東北・北信越・中国が各2(合計8)、四国1を加えて、32チームです。出場枠が8増えたとされているため、以前は24チームだったと読み取れます。

インカレは、地域枠が関東6、関西4、九州3、東海3、北海道・東北・北信越・中国・四国が各1(合計5)で、21チームです。これに、総理大臣杯の優勝校と準優勝校の2チーム、前年のインカレの優勝地区枠と準優勝地区枠の各1の2チーム、理事会推薦の3チームを加えて、28チームになります。

夏と冬の大会の位置づけを、年間の流れで見る

大学サッカーの1年は、シーズン途中の夏に総理大臣杯があり、シーズンの締めくくりに冬のインカレがある、という流れで整理されています。総理大臣杯は9月上旬、インカレは12月に開催されます。夏の大会の優勝校と準優勝校が、冬のインカレのシード枠や出場枠につながる点も、年間を通じた結びつきを示しています。

総理大臣杯の優勝校は、インカレの決勝ラウンドで、シードの6チームの一つになります。夏の結果が、冬の大会の戦い方に影響するよう設計されている、と考えられます。

Q. インカレの決勝は、どこで行われますか。

確認した資料では、強化ラウンドと決勝ラウンドの決勝トーナメントは、関東地域で開催されると記載されています。決勝の具体的な会場は、記載がありません。

観戦と大学サッカーの楽しみ方

よくある質問

Q. 総理大臣杯とインカレは、どちらが格上ですか。

確認した資料では、格の上下ではなく、位置づけの違いとして説明されています。総理大臣杯は「普及と強化の機会創出」、インカレは「真の年間王者決定戦」です。

Q. インカレへの出場は、どう決まりますか。

地域ごとの枠、前年度の成績による枠、総理大臣杯の優勝校と準優勝校、理事会推薦などで、28チームが決まります。各地域の枠の選び方の詳細は、確認した資料に記載がありません。

Q. 今の大会方式も、2024年度と同じですか。

確認できたのは、2023年12月の発表による、2024年度からの方式です。その後の変更の有無は確認できていないため、最新の方式はJUFAの公式発表で確認してください。

Q. 強化ラウンドに回ると、優勝は目指せませんか。

強化ラウンドの上位4校は、決勝トーナメント(準決勝と決勝)に進みます。ただし、その勝者が、決勝ラウンドの勝者と、どのように優勝を争うのかなど、最終的な優勝の決まり方は、確認した資料には詳しく書かれていません。詳細は、大会要項で確認してください。

Q. 地域の枠は、どうやって決まりますか。

地域ごとの枠の数は示されていますが、各地域の中で、どの大学が出場するかを決める方法は、確認した資料に記載がありません。各地域の大学リーグや選考方法については、各地域の連盟の発表を確認してください。

まとめ|夏の総理大臣杯と冬のインカレで役割が違う

大学サッカーの全国大会は、夏の総理大臣杯が「普及と強化の機会創出」、冬のインカレが「真の年間王者決定戦」と、位置づけが分かれています。インカレは、予選・強化・決勝の3ラウンド制で、28チームが戦います。出場枠は関東が最多で、関東が総理大臣杯で10枠、インカレで6枠です。最新の方式は、JUFAの公式発表で確認してください。

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