PR

プロ野球のチアリーダー・ダンスチームの役割|球団ごとの特徴と観戦の楽しみ方

プロ野球のチアリーダー・ダンスチームの役割|球団ごとの特徴と観戦の楽しみ方 球団・歴史・アマ野球
記事内に広告が含まれています。

プロ野球の球場では、試合前やイニングの合間に、元気に踊るチアリーダーやダンスチームの姿を見かけます。スタンドを盛り上げる存在ですが、「彼女たちは何をしているのか」「球団ごとに違いはあるのか」「応援団とは何が違うのか」と聞かれると、意外と説明が難しいものです。

この記事では、プロ野球のチアリーダー・ダンスチームの役割を、各球団の紹介記事や公式発表で確認できた範囲で整理します。球場での応援のマナーはプロ野球の応援マナーと楽しみ方、野球の用語は野球用語を初心者向けに解説も参考にしてください。

先に結論|チア・ダンスチームを5行で

  • 球場の熱気を高め、観客を盛り上げることが、主な役割とされている
  • 日本では、おもにグラウンドで踊り、試合前や試合後、イニング間に披露する例が多い
  • チームの形は球団ごとに違う。巨人のヴィーナスは22人(2022年)、日本ハムのファイターズガールは27人(2026年)
  • 活動は試合の中だけではない。ファイターズガールは、スタジアムツアーのガイド、メディア出演、保育園や幼稚園の訪問などもしている
  • オールスターゲームでは、12球団のチアリーダー、ダンスチーム、ホームランガールがパフォーマンスをする

チア・ダンスチームの役割

球場の熱気を高め、観客を盛り上げることが、最も基本的な役割です。ある記事によると、日本では、おもにグラウンドで踊り、主にイニング間に披露します。球団によっては、試合前や試合後にも出演します。

たとえば、ヤクルトのダンスチーム「Passion(パッション)」は、スタンドやグラウンドから試合を盛り上げ、ダンスで応援します。開幕戦ではオープニングパフォーマンスを披露し、7回のラッキーセブンでは、観客と一緒に傘を振って東京音頭を踊ります。応援の合言葉は「応燕(おうえん)」です。

ソフトバンクの2019年の例では、試合開始の15分前の17:45に、ダンスチーム「ハニーズ」によるダンス披露が行われていました。試合前の盛り上げタイムの後半にあたる時間です。

球団ごとの特徴

球団チーム紹介されている特徴
巨人ヴィーナス(VENUS)球団の公式マスコットガール。2022シーズンは22人で、「チームブラック」と「チームオレンジ」の各11人。東京ドームで出演
ヤクルトPassion開幕戦でオープニングパフォーマンス。ラッキーセブンで傘を振って東京音頭を踊る
日本ハムFIGHTERS GIRL2004年の北海道移転時に結成。2026年は27人。「きつねダンス」が話題
オリックスBsGirlsダンスとボーカルのユニット。ボーカル4人、パフォーマーは10人。毎年シングルを出す
ソフトバンクハニーズ試合前に、スタジアムDJの盛り上げタイムの後半でダンスを披露

チアリーダー、ダンスチーム、マスコットガールなど、名称は球団によって異なります。確認した記事では、巨人のヴィーナスは「マスコットガール」、日本ハムのファイターズガールも「マスコットガール」と紹介されています。

チア・ダンスチームの主な活動の場試合前盛り上げ・開幕演出イニング間ダンス披露ラッキー7観客と一緒に踊る試合後パフォーマンス球団により、出演のタイミングや内容は異なる
図:紹介されている主な活動の場面です(球団により異なります)。

ファイターズガールの活動

パシフィック・リーグ公式の紹介によると、日本ハムのファイターズガールは、2004年に球団が北海道へ移転した際に結成されました。球場でのパフォーマンスのほか、スタジアムツアーのガイド、メディア出演、ファイターズダンスアカデミーの講師として活動しています。

また、北海道内の幼稚園や保育園を訪問し、イベントにも参加して、球団とファン、地域をつなぐ役割を担っています。2026年は27人で、14人の新メンバーと13人の継続メンバーが、4年ぶりに新しい衣装で活動しています。

代表的なパフォーマンスは「きつねダンス」で、2022年の紹介記事では、座ったままでも踊れるため、子どもから年配のファンまで参加しやすいとされていました。

BsGirlsの例|ダンスとボーカルのユニット

オリックスの「BsGirls」は、チアリーダーとは異なるグループとして紹介されています。ダンスとボーカルを担当する球団公式のユニットで、大手事務所に所属する音楽グループでもあります。毎年シングルをリリースし、単独ライブも行います。構成は、ボーカル4人、パフォーマー10人です。

神戸新聞の記事によると、リーダーを務めたCHALさんは、2014年のグループ発足時に、倍率100倍超のオーディションを突破して加入しました。試合前後やイニング間にグラウンドでパフォーマンスをし、1回表には、選手が守備につくときに花道をつくる役割も担っています。8年間の活動を経て、2021年シーズンをもって卒業しました。

台湾との比較|日本の特徴

現代ビジネスの記事では、台湾プロ野球・中信兄弟のチアチーム「パッションシスターズ」が紹介されています。台湾では、客席前に設けられたステージで踊り、イニング間だけでなく、ほぼ試合全体を通して踊り続けます。選手ごとに曲が変わるため、ダンスのレパートリーは約100曲に及ぶそうです。

これに比べると、日本では、おもにグラウンドで踊り、イニング間に披露する例が多い、と説明されています。同じ「チア」でも、国やリーグによって、活動のスタイルが異なります。なお、巨人のヴィーナスに所属していた日本人の元チアが、2025年に台湾のチームに加入した例も紹介されています。

メンバーになるまでの道のり

チア・ダンスチームのメンバーは、オーディションなどを経て選ばれます。BsGirlsのCHALさんの例では、グループ発足時の2014年に倍率100倍超のオーディションを突破しましたが、当初は補欠で、練習やリハーサルへの参加が制限されていたといいます。リーダーに就任したのは2016年で、2019年にはサブリーダーを設け、後進に経験を伝えることを重視しました。

台湾のパッションシスターズでは、新メンバーは1か月ほどのダンスと語学のレッスンを受けてからデビューする、と紹介されています。球団によって違いはありますが、ステージに立つまでに、多くの練習や準備が必要であることは共通しているようです。

また、新型コロナウイルスの感染が広がった時期には、BsGirlsがInstagramライブやZoomによる配信で活動を続けた、と紹介されています。球場に観客が入れない時期にも、ファンとつながる工夫が続けられました。

こうした裏側を知ると、グラウンドで笑顔で踊る姿の見え方も、少し変わってくるかもしれません。

オールスターゲームでの共演

NPBの発表によると、2019年のオールスターゲームでは、両日とも、12球団のチアリーダー、ダンスチーム、ホームランガールのパフォーマンスが行われました。12球団のマスコットのパフォーマンスも同じ日に予定されており、球団の枠を超えて、プロ野球全体を盛り上げる場になっていました。

観戦で楽しむコツ

  • イニング間やラッキーセブンの演出は、球団のルールや案内に従って参加する
  • きつねダンスのように、観客が一緒に踊れる演出もある。座ったままでも楽しめる場合がある
  • 試合前のパフォーマンスを見るには、開場後すぐに入場するとよい
  • 撮影や応援グッズの使用は、球団のルールを確認する

よくある質問

Q. チアリーダーとダンスチームは、何が違いますか。

確認した資料では、球団ごとに名称が異なり、明確な定義は示されていません。ダンスで応援するという点は共通しています。名称やスタイルは、各球団の公式サイトで確認してください。

Q. 応援団とは、どう違いますか。

今回確認した資料には、応援団との比較の記載がありません。ここで紹介した、チア・ダンスチームは、球団が公式に運営する、パフォーマンスのチームとして紹介されたものです。

Q. チアリーダーになるには、どうすればよいですか。

確認した資料では、BsGirlsの例で、倍率100倍超のオーディションが行われていたことが紹介されています。ファイターズガールには、ファイターズダンスアカデミーという育成の場があります。募集の条件は、各球団の公式発表で確認してください。

まとめ|球場を彩る「もう一つの主役」

プロ野球のチア・ダンスチームは、球場の熱気を高め、観客を盛り上げる存在です。ヴィーナスやファイターズガール、BsGirlsなど、球団ごとに特徴があり、試合の中だけでなく、地域での活動やメディア出演にも広がっています。球場に行ったときは、ダンスの時間にも、ぜひ注目してみてください。

コメント