オリックス・バファローズは、阪急ブレーブスをルーツに、オリエント・リース(のちのオリックス)への譲渡、神戸への移転、大阪近鉄バファローズとの合併と、大きな出来事を重ねてきた球団です。親会社も本拠地も、球団名も、それぞれ節目ごとに変わっています。
この記事では、オリックスの歴史を「球団名」「親会社・運営会社」「本拠地球場」の3つの流れで整理します。観戦前に読めば、京セラドーム大阪での一戦がより味わい深くなります。情報は2026年10月時点で公開されている資料をもとにしています。親会社や球場名は変わることがあるため、最新の情報は球団の公式サイトでご確認ください。
先に結論|オリックスの歴史を5行で
- 球団の始まりは1936年1月23日。阪神急行電鉄(阪急)を親会社とする「阪急軍」の発足です。
- 球団名は、阪急軍、阪急ブレーブス(1947〜1988年)、オリックス・ブレーブス、オリックス・ブルーウェーブ(1991〜2004年)を経て、2005年にオリックス・バファローズとなりました。
- 1988年11月に球団がオリエント・リースへ譲渡され、同社は1989年にオリックスへ社名を変更しました。
- 2004年に大阪近鉄バファローズを吸収合併し、翌2005年に球団名を変更しました。
- 本拠地は、阪急西宮球場、神戸、大阪ドームを経て、2008年から大阪ドーム(現京セラドーム大阪)で、神戸を準本拠地としています。
球団の歩み|阪急軍から現在まで
1936年|阪急軍の誕生
1936年1月23日に、大阪阪急野球協会が創設され、「阪急軍」として発足しました。親会社は阪神急行電鉄(阪急)です。1937年5月1日には、本拠地となる阪急西宮球場が開場しています。
1947年|阪急ブレーブスの時代
戦後の1947年に「阪急ブレーブス」となり、1988年までこの名称が続きました。約40年の長い期間です。球団名の途中で一時「阪急ベアーズ」に改称される話もありましたが、開幕直前に元の名称へ戻されています。
1988〜1991年|オリックスへ
1988年11月4日、球団がオリエント・リースに譲渡され、オリックス・ブレーブス株式会社となりました。1989年4月1日には、オリエント・リースが社名をオリックスに変更しています。1990年9月には、運営会社名がオリックス野球クラブ株式会社になりました。
球団名は、1989〜1990年が「オリックス・ブレーブス」、1991年から「オリックス・ブルーウェーブ」となりました。本拠地も、1991年に神戸のグリーンスタジアム神戸へ移っています。
2004〜2005年|大阪近鉄バファローズとの合併
2004年、大阪近鉄バファローズを吸収合併しました。この合併に伴い、2005年に球団名が「オリックス・バファローズ」へ変わりました。現在の名称は、この合併の経緯から生まれたものです。
球団名の変遷(年表)
| 期間 | 球団名 | ポイント |
|---|---|---|
| 1936〜1946年 | 阪急軍 | 阪神急行電鉄が親会社 |
| 1947〜1988年 | 阪急ブレーブス | 約40年続いた名称 |
| 1989〜1990年 | オリックス・ブレーブス | オリエント・リース(オリックス)へ譲渡 |
| 1991〜2004年 | オリックス・ブルーウェーブ | 本拠地が神戸へ |
| 2005年〜現在 | オリックス・バファローズ | 大阪近鉄バファローズとの合併 |
親会社と運営会社の変遷
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1936年 | 阪神急行電鉄(阪急)が親会社の阪急軍として発足 |
| 1988年11月4日 | 球団がオリエント・リースに譲渡され、オリックス・ブレーブス株式会社に |
| 1989年4月1日 | オリエント・リースがオリックスに社名変更 |
| 1990年9月 | オリックス野球クラブ株式会社に社名変更 |
| 2004年 | 大阪近鉄バファローズを吸収合併 |
鉄道会社からリース会社へと親会社が変わり、さらに別の球団との合併を経験した点が、オリックスの大きな特徴です。ほかの11球団には、球団どうしの合併を経た例は多くありません。出資関係や会社名の細部は変わることがあるため、公開資料で確認できる大きな流れだけを紹介しています。
本拠地球場の変遷|西宮、神戸、大阪へ
| 期間 | 球場 | メモ |
|---|---|---|
| 1937年〜 | 阪急西宮球場 | 1937年5月1日に開場 |
| 1989年 | グリーンスタジアム神戸 | 準本拠地として主催試合が増える |
| 1991年〜 | グリーンスタジアム神戸(現ほっともっとフィールド神戸) | 本拠地を移転 |
| 2005〜2007年 | 神戸と大阪ドーム | 両球場を実質的な本拠地として併用 |
| 2008年〜現在 | 大阪ドーム(2006年7月に京セラドーム大阪へ改称) | 神戸を準本拠地とする |
オリックスは、西宮、神戸、大阪と、兵庫県と大阪府にまたがって本拠地が変わってきました。現在は京セラドーム大阪が本拠地で、神戸も準本拠地として使われています。現在の球場の特徴は京セラドーム大阪の特徴とおすすめポイント、アクセスは京セラドーム大阪への行き方、宿泊は京セラドーム大阪周辺のおすすめホテルの選び方で紹介しています。他球場との規模の比較は12球場の収容人数ランキングも参考になります。
3つの流れを年表で並べて見る
- 1936年|阪急軍が発足(親会社は阪神急行電鉄)
- 1937年|阪急西宮球場が開場
- 1947年|阪急ブレーブスに
- 1988年|オリエント・リースへ譲渡
- 1989年|オリックス・ブレーブスに(オリックスへ社名変更)
- 1991年|オリックス・ブルーウェーブに。本拠地は神戸へ
- 2004年|大阪近鉄バファローズを吸収合併
- 2005年|オリックス・バファローズに
- 2008年|大阪ドーム(現京セラドーム大阪)が本拠地に
並べてみると、1988年の譲渡から1991年の神戸移転、2004年の合併から2008年の大阪ドーム本拠地化と、2つの大きな節目がそれぞれ数年かけて進んだことがわかります。
歴史を知ると見えてくるオリックスの特徴
- 阪急をルーツに、リース会社が親会社に:1988年の譲渡が最大の転機です。
- 合併を経験した球団:2004年に大阪近鉄バファローズを吸収合併しました。
- 本拠地が兵庫から大阪へ:西宮、神戸、大阪ドームと変わり、神戸は準本拠地として残っています。
観戦前のチェックリスト
- 球場の特徴と見どころを確認する(京セラドーム大阪の特徴とおすすめポイント)
- 球場への行き方と最寄り駅を確認する(京セラドーム大阪への行き方)
- 宿泊する場合は日程と予算を決める(周辺ホテルの選び方)
- 神戸で主催試合が行われる日程は、球団の公式サイトで確認する
よくある質問
Q. オリックスの前身の球団は?
A. 1936年発足の「阪急軍」です。阪急ブレーブス(1947〜1988年)を経て、オリックス・ブレーブス、オリックス・ブルーウェーブ、そして2005年からオリックス・バファローズとなりました。
Q. 大阪近鉄バファローズとはどうなったのですか?
A. 2004年にオリックスが大阪近鉄バファローズを吸収合併し、2005年に球団名をオリックス・バファローズへ変更しました。
Q. 本拠地は神戸と大阪、どちらですか?
A. 2008年から大阪ドーム(現京セラドーム大阪)が本拠地で、神戸は準本拠地です。2005〜2007年は両球場を実質的な本拠地として併用していました。
まとめ
オリックス・バファローズは、1936年に阪急軍として発足し、1988年にオリエント・リースへ譲渡され、2004年に大阪近鉄バファローズを吸収合併した球団です。本拠地は西宮、神戸を経て、2008年から京セラドーム大阪です。球団名・親会社・本拠地の3つの流れを押さえると、大阪での観戦がより立体的に楽しめます。
この記事の年表は、NPB公式サイトの記録や、公開されている各種資料をもとに整理しています。資料によって細部の表記が異なる場合があるため、気になる点は球団公式サイトの沿革もあわせて確認してください。


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