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サッカーのセットプレー入門|コーナーキック・フリーキック・スローインの違い

サッカーのセットプレー入門|コーナーキック・フリーキック・スローインの違い サッカーの戦術・ポジション
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サッカーの試合では、ボールが止まった状態から再開する場面を「セットプレー」と呼びます。コーナーキック、フリーキック、スローインなど名前は聞いたことがあっても、「どれがどんなときに起きるのか」「どこから直接ゴールを狙えるのか」まで説明できる人は多くありません。

この記事では、初めてサッカーを観戦する方に向けて、セットプレーの種類と違いを整理します。結論から言うと、押さえるポイントは「誰のボールで再開するのか」「そこから直接ゴールできるのか」の2つです。この2点がわかるだけで、スタジアムでもテレビでも、試合の見え方が大きく変わります。

先に結論|セットプレーは「再開の理由」と「直接ゴール」で見分ける

セットプレーは、ボールがラインの外に出たとき、または反則があったときに起こります。どの種類になるかは、ボールが出た場所や反則の内容で決まります。まずは次の表で全体像をつかんでください。

種類起きる場面直接ゴールできるか
スローインボールがタッチライン(サイドの線)を越えたときできない(別の選手が触れる必要がある)
ゴールキック攻めた側が最後に触れたボールが、相手側のゴールラインを越えたときできる(ただし自分のゴールに入る形では得点にならない)
コーナーキック守る側が最後に触れたボールが、自分のゴールラインを越えたときできる
直接フリーキック手を使う・相手を倒すなど、主に身体的な反則があったときできる
間接フリーキック危険なプレーや、ゴールキーパーの特定の反則などがあったときできない(別の選手が触れる必要がある)
ペナルティキック守る側がペナルティエリア内で、直接フリーキックになる反則をしたときできる

細かい条件は他にもありますが、観戦では上の表の区別で十分です。正式なルールは日本サッカー協会などの公式資料で確認できます。基本的な反則やプレーの流れは、サッカー初心者が知っておきたい基本ルール5つもあわせて読むと理解しやすくなります。

スローイン|最も回数が多い再開方法

ボールがサイドの線を越えて出たとき、最後に触れた側と反対のチームがスローインで再開します。試合の中で最も頻繁に起きるセットプレーです。

スローインの基本ルール

  • 両足がラインの上、またはラインの外の地面についていること
  • ボールを両手で持ち、頭の後ろから頭上を通して投げること
  • 投げた本人が、次に別の選手が触れる前にもう一度ボールに触れてはいけないこと
  • スローインから直接ゴールに入っても、得点にはならないこと

スローインにはオフサイドがありません。そのため、攻める側は前にいる味方へ素早く投げてチャンスをつくれます。逆に、守る側は投げる前から相手の位置を見て、マークを決めておく必要があります。

コーナーキック|得点の確率が高まりやすい場面

守っている側の選手が最後に触れたボールが、自分たちのゴールラインを越えたときに、攻めている側へ与えられます。ピッチの四隅にある小さな旗の近くから蹴るため、「コーナー」と呼ばれます。

コーナーキックは、直接ゴールを狙えるうえ、多くの選手がペナルティエリア内に集まります。そのため、試合で得点が生まれやすい場面の一つとして注目されます。観戦では、次の点に目を向けると面白くなります。

  • キッカーが「内側に曲がる」ボールを蹴るのか、「外側に曲がる」ボールを蹴るのか
  • ゴール前で、攻める側の選手が走り込むのか、あらかじめ並んで待つのか
  • 守る側が、人についてマークするのか、エリアを守るのか
  • ボールがこぼれたあと、すぐに外へ出す選手と、拾って攻め直す選手の動き

ポジションごとの役割を知っていると、誰がどこに動くのかが追いやすくなります。気になる方はサッカーのポジション一覧も参考にしてください。

フリーキック|「壁」とキッカーの駆け引き

反則があった場所から再開するのがフリーキックです。反則の内容によって、直接フリーキックと間接フリーキックに分かれます。

直接フリーキックと間接フリーキックの違い

直接フリーキックは、蹴ったボールがそのままゴールに入れば得点になります。間接フリーキックは、蹴ったあとに別の選手が一度ボールに触れないと、得点になりません。審判が片腕を上げたままにしているときは、間接フリーキックのサインです。

壁の位置とキッカーの工夫

守る側は、ボールから9.15メートル以上離れなければなりません。ゴール近くでの直接フリーキックでは、守る側の選手が横に並んで「壁」をつくります。キッカーは、壁を越える高いボールや、壁の横を曲げて通すボールなど、さまざまな方法でゴールを狙います。

遠くからのフリーキックでは、ゴールを狙わずに、ペナルティエリアへ放り込む形もよく見られます。同じフリーキックでも、位置によって狙いが変わるのが面白いところです。

ゴールキックとペナルティキックも押さえておこう

ゴールキックは、攻めていた側が最後に触れたボールが、相手側のゴールラインを越えたときに、守る側のゴールキーパーや選手がゴールエリア内から蹴って再開します。短くつないで攻撃を組み立てるチームもあれば、前線へ長く蹴るチームもあり、チームの戦い方が出る場面です。

ペナルティキックは、守る側がペナルティエリア内で反則をしたときに与えられます。キッカーとゴールキーパーの一対一になるため、試合の流れを左右する大きな場面です。主審の笛とともに、観客席の空気が一変するのを感じられるはずです。

スタジアムで見るときのポイント

セットプレーは、ボールが止まっているぶん、選手の動きを落ち着いて観察できます。スタジアムで見るときは、ボールだけでなく、周りの選手の配置にも目を向けてみてください。

  • 攻める側の選手が、どこに何人並んでいるか
  • 守る側が、壁やマークをどのように整えているか
  • キッカーが、ボールを置いたあとの助走の位置や歩数
  • 主審が、距離を測ったり、位置を指示したりしている様子

どの席から見るかでも、セットプレーの見え方は変わります。初めてスタジアムへ行く方は初めてのサッカー観戦におすすめの座席ランキングを、全体の流れを先に知っておきたい方は【完全ガイド】初めてのサッカー観戦を100%楽しむための準備と持ち物まとめも読んでみてください。

よくある質問

Q. セットプレーのとき、選手はなぜ長く時間をかけるのですか?

キッカーは、味方の位置や守る側の配置を確認してから蹴るためです。ただし、試合の流れやルールの運用によって、再開までの時間は変わります。詳しい運用は、大会ごとの公式な競技規則で確認できます。

Q. コーナーキックで、キッカー自身がもう一度ボールに触れてもいいですか?

いいえ。キッカーは、別の選手がボールに触れる前に、もう一度触れることはできません。スローインやフリーキックでも同じ考え方です。

Q. 試合を自宅で見るときも、セットプレーに注目すると面白いですか?

はい。ただし、映像ではボールのまわりが大きく映り、選手全体の配置が見えにくい場合があります。自宅で試合を見る場合は、Jリーグのリーグ戦・ルヴァンカップ・天皇杯・海外リーグのどれを見たいかで、視聴先を選んでください。同じクラブでも大会によって配信先が異なります。大会・見たい試合から選ぶ視聴サービス比較に、対象プランと契約時の確認点をまとめています。

まとめ

セットプレーは、「誰のボールで、どこから再開するのか」「そこから直接ゴールできるのか」の2点で見分けられます。スローインは直接ゴールできず、コーナーキック、直接フリーキック、ペナルティキックは直接ゴールを狙えます。間接フリーキックは、別の選手が一度触れる必要があります。

次に試合を見るときは、ボールが止まった瞬間に、周りの選手の動きにも注目してみてください。基本を押さえておけば、観戦の楽しみがひとつ増えます。サッカー観戦をもっと楽しむための考え方は、サッカー観戦をもっと楽しむ5つのポイントや、初めての方向けの初心者におすすめのJリーグ観戦ガイドでも紹介しています。

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