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MLBのロースターと40人枠をわかりやすく解説|26人枠・故障者リスト(IL)の違い

MLBのロースターと40人枠をわかりやすく解説|26人枠・故障者リスト(IL)の違い メジャーリーグ
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MLBのニュースでは「40人枠から外れた」「10日間の故障者リストに入った」「マイナーに降格(オプション)された」といった言葉がよく登場します。日本のプロ野球の「一軍・二軍」「登録抹消」と似ているようで、仕組みはかなり違います。

この記事では、MLBのロースター(選手登録)の基本である「26人枠」「40人枠」、そして故障者リスト(IL=Injured List)の種類と使われ方を、初心者向けに整理します。ルールは毎年のように見直されるため、最新の細かな条件はMLB公式サイトでご確認ください。

先に結論|MLBロースターを3行で

  • 試合に出られる「アクティブ・ロースター」は26人(ふだんの試合で登録されている選手)
  • 球団が自由に使える「40人枠」は、その26人に加えて、故障者リストの選手やマイナーに降格した選手の一部まで含む管理枠
  • 故障者リストに入った選手は26人枠から外れるが、40人枠には残る(長期離脱の「60日IL」は別)

MLBの2つのロースター|26人枠と40人枠

項目26人枠(アクティブ)40人枠
意味その日の試合に出場できる選手球団がメジャー契約として管理する選手全体
含まれる選手メジャーで出場する野手・投手26人+故障者リスト+マイナーに降格した有望選手など
外れるとどうなるかマイナー降格や故障者リスト入りになる他球団へ移籍、解雇(DFA後に決まる)の可能性が出る
ニュースでの言い方「昇格」「降格」「ロースター入り」「40人枠から外れる」「40人枠に追加」

日本のプロ野球と同じように、メジャーの球団も実際に試合で戦う選手の数は限られています。それ以外の有望な若手や控え選手をどう管理するかが、40人枠という考え方です。

26人の中身|投手は最大13人

アクティブ・ロースターは26人で、投手は最大13人までというルールがあります。球団は野手と投手のバランスを見ながら、登録メンバーを入れ替えていきます。9月には登録枠が広がる時期があり、近年は26人から28人に増える形になっています(投手の人数にも上限があります)。細かな人数は年度ごとに変更されることがあるため、シーズン中の発表で確認してください。

40人枠の役割とよく使われる用語

40人枠に入っていることは、その選手が球団の「正式なメジャー契約の対象」になっていることを意味します。ここにいる間は、マイナー所属であっても、必要に応じてすぐにメジャーへ昇格させることができます。

用語意味
オプション(optioned)メジャーの選手をマイナーに降格させること。40人枠には残ったまま
DFA(Designated for Assignment)40人枠から一度外す手続き。期間内にトレードや解雇、マイナー送りが決まる
ウェーバー他球団が先に選手を獲得できる仕組み。DFAの後などに関係する
ルール5ドラフト他球団のマイナー選手を、条件つきで獲得できる制度

オプションの回数や降格後の最低日数など、細かな条件は選手の契約や在籍年数、年度のルールで変わります。ニュースで見た言葉の意味を知るだけでも、MLBの移籍・昇格記事が読みやすくなります。

故障者リスト(IL)の種類

故障者リストは、けがをした選手を26人枠から外し、代わりの選手を登録できるようにする仕組みです。MLB公式では、投手と二刀流の選手は15日間、野手は10日間のILがあると説明されています。いずれも「最低でもその期間は休む」というルールです。

種類対象特徴
10日間IL野手野手が負傷した際の最短の離脱期間
15日間IL投手・二刀流選手2022年に投手と二刀流の選手向けに復活したとMLB公式が説明
60日IL全選手長期離脱向け。40人枠にも空きを作れるため、補強の自由度が上がる

MLB公式の説明では、15日間ILの選手は26人枠から外れても40人枠には残ります。一方、60日ILは、40人枠の枠を空けたい球団が使う手段として知られています。60日ILの細かな条件はMLB公式の用語集やルールブックで確認してください。

「さかのぼって登録」できる

MLB公式によると、ILへの登録は、最後に試合へ出た翌日までさかのぼって起算できます。ただし、さかのぼれるのは最大3日分までです。例えば6月1日に最後に出場した選手を6月7日にILへ入れた場合、6月4日から数えられ、復帰は6月19日以降になる、という例が公式に紹介されています。

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日本のプロ野球との違い

項目NPB(日本)MLB
試合に出る枠一軍の登録は29人(ベンチ入りは26人)アクティブ26人
登録抹消後10日間は再登録できない(故障の特例あり)ILは10日/15日など、期間が明確
管理の考え方支配下登録は70人まで40人枠でメジャー契約を管理

NPBのルールは「一軍登録29人、ベンチ入り26人」などの形で、毎年細かく見直されます。比較として使う際は、NPB公式の最新ルールもあわせて確認してください。

MLBのニュースを読むときのチェックリスト

  • 「ロースター入り」と書かれていたら、まず26人枠か40人枠かを確認する
  • 「IL入り」は離脱期間の目安(10日・15日・60日)をセットで読む
  • 「DFA」と出たら、その選手の次の行き先が数日以内に決まる
  • 「9月のロースター拡大」は、シーズン終盤だけ登録が増える時期の話
  • 選手の年俸や契約はお金持ち球団ランキングのようなデータ記事とあわせて見ると理解しやすい

MLBの仕組みを広く知りたい方は、MLBのポストシーズン方式の解説やMLB球場ガイドもあわせてご覧ください。ポストシーズンの出場資格は、ロースターの考え方とも関係しています。

よくある質問

Q. 40人枠に入っていれば、必ずメジャーで試合に出られますか?

いいえ。40人枠はあくまで球団が管理する選手の枠で、試合に出られるのは26人のアクティブ・ロースターに入った選手です。40人枠でもマイナーにいる選手はたくさんいます。

Q. 故障者リストに入ると給料はどうなりますか?

一般にIL期間中もメジャー契約の給与は支払われる仕組みです。ただし契約内容ごとに扱いが異なる場合があるため、個別の契約は球団や公式発表で確認してください。

Q. 26人から外れたらすぐに解雇ですか?

いいえ。降格(オプション)やIL入りなら40人枠に残るため、解雇ではありません。40人枠からも外れる「DFA」になったときに、移籍や解雇の可能性が出てきます。

ロースター変更が起きやすいタイミング

ロースターの入れ替えは、シーズン中ほぼ毎日のように起こります。特に動きが多いのは、開幕直前、トレード期限の前後、そして9月の登録拡大の時期です。開幕前は、スプリング・トレーニングの結果を踏まえて26人が決まるため、「開幕ロースター入り」は選手にとって大きな目標になります。

トレード期限の前後には、優勝を狙う球団が補強のために40人枠の選手を獲得し、順位が低い球団は将来の有望株と引き換えに主力を放出することがあります。こうした動きの背景には、40人枠と26人枠の管理があると知っておくと、移籍ニュースの意味がよく分かります。

  • 開幕前:オープン戦の結果で26人が決まる
  • シーズン中:けがや不調で、昇格・降格が頻繁に起こる
  • トレード期限:優勝争いかどうかで売り手・買い手に分かれる
  • 9月:登録枠が広がり、若手の昇格が増える

まとめ

MLBのロースターは「試合に出る26人」と「球団が管理する40人」の二層構造です。故障者リストは10日(野手)・15日(投手と二刀流)・60日(長期)と使い分けられ、26人枠を空けて補強するために使われます。この基本を知っておくと、日本人選手のニュースで「ILに入った」「40人枠から外れた」と出てきても慌てずに読み解けます。最新のルールはMLB公式サイトで確認しながら、観戦を楽しんでください。

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