ニューヨーク・メッツの本拠地シティ・フィールドは、クイーンズのフラッシングにある球場です。同じ街のヤンキースタジアムと並んで、ニューヨーク観戦の定番になっています。地下鉄で行けること、球場に入ると見えるジャッキー・ロビンソンのロタンダ、本塁打で上がる巨大なリンゴなど、見どころが多い球場です。
数字や運行情報は、MLB公式サイトとWikipediaの記載をもとにしています。工事などで運行が変わることがあるため、渡航前にMTA(ニューヨーク市交通局)や球団の公式サイトで最新情報を確認してください。MLB30球場の一覧はMLB球場ガイド|30球場の比較にまとめています。
シティ・フィールドの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本拠地 | ニューヨーク・メッツ |
| 所在地 | 41 Seaver Way, Flushing, NY 11368 |
| 開場 | 2009年(最初の試合は3月29日の大学の試合。メッツ初の公式戦は4月13日) |
| 収容人数 | 41,922人(2012年以降)。隣にあったシェイ・スタジアムより1万5,000席以上少ない |
| グラウンド | 左翼線335フィート、中堅408フィート、右翼線330フィートなど(2012年・2015年に外野フェンスを前に出したため、現在の配置と異なる場合がある) |
| 屋根・芝 | 屋根なし・天然芝 |
| 特徴 | オレンジ色のファウルポール(MLB球場で唯一とされる) |
見どころ①|ジャッキー・ロビンソン・ロタンダ
球場の正面入口は、ブルックリン・ドジャースの本拠地エベッツ・フィールドをモデルにした「ジャッキー・ロビンソン・ロタンダ」です。ロビンソンの人生と9つの価値観をたたえる空間で、床の直径は約160フィート、8フィートの背番号42のオブジェがあります。2009年4月15日に正式に献呈されました。
見どころ②|本塁打で上がるホーム・ラン・アップル
メッツの本塁打が出ると、中堅のバッターズアイにあるメッツのロゴ入りの巨大なリンゴが上がります。新しいリンゴは、シェイ・スタジアムのものの4倍以上の大きさで、旧リンゴは2010年にメッツ・プラザに移設されています。
見どころ③|外野の個性的なスペース
- コカ・コーラ・コーナー:右翼にせり出した席。タイガースタジアムの右翼席に着想を得たとされる
- レフトのデッキ:2012年に追加された観戦スペース
- シェイ・ブリッジ:外野の歩行者用ブリッジ。ヘルゲート・ブリッジに似せたデザイン
- テイスト・オブ・ザ・シティ:中堅のフードコート。シェイ・スタジアムの旧スコアボードの上にあった街並みのレプリカの下にシェイク・シャックが出店
- トム・シーバー像:2022年4月15日にメッツ・プラザで除幕
行き方|地下鉄7番線とLIRR
| 手段 | 内容 |
|---|---|
| 地下鉄7番線 | Mets–Willets Point駅が最寄り。MLB公式サイトによれば、試合日はハドソン・ヤーズ、タイムズスクエア、5番街、グランド・セントラルなどから直通の電車がある |
| 乗り換え | E・F・M・R線は74 St-Broadway/Jackson Heights-Roosevelt Avenue、N・W線はQueensboro Plaza、G線はCourt Squareで7番線に乗り換え |
| LIRR(ロングアイランド鉄道) | ポートワシントン支線のMets–Willets Point駅(Wikipedia) |
| バス | Q19、Q66、Q90(Wikipedia) |
| 車 | MLB公式サイトは渋滞や駐車場不足を警告し、公共交通の利用を勧めている |
MLB公式サイトによると、2026年シーズンは61 St-Woodsideでの工事により、Queensboro Plazaと74 Street-Broadwayの間で7番線の急行運転や試合後の「Mets Super Express」が影響を受ける可能性があります。最新の運行はMTAの公式サイトで確認してください。ヤンキースタジアムの行き方はヤンキースタジアムへの行き方で紹介しています。
シェイ・スタジアムの歴史
シティ・フィールドは、隣にあったシェイ・スタジアムの後継として建てられました。シェイは1964年に多目的スタジアムとして開場し、1983年シーズン後にジェッツが去ってから野球専用に改装されましたが、他のメジャーの球場に比べて、客席がグラウンドから遠いという課題がありました。シェイはシティ・フィールドの開場の直前に解体されています。
観戦前のチェックリスト
- チケットの購入方法(モバイルチケットが中心の球場が多い)
- 荷物のルール:バッグの大きさ制限などは球団公式で確認
- 服装:屋外球場のため、季節に合わせた防寒・日差し対策
- 帰りの交通:試合後の7番線は混雑するため、時間をずらす選択肢も
- 7番線の工事や運行変更をMTAで確認
MLB観戦で使われる用語はMLB観戦用語入門で、ニューヨークの観戦はヤンキースタジアム観戦ガイドも参考にしてください。
宿の探し方
ニューヨークは時期によって宿泊料金が大きく動きます。マンハッタンに泊まって地下鉄で通うのか、クイーンズ側に泊まるのかで、移動時間や価格が変わります。Agodaでニューヨークのホテルを比較する
やYahoo!トラベル
など、海外の宿を扱うサイトで日程ごとの価格を見比べてみてください。
数字で見る|ほかの球場との比べ方
シティ・フィールドの収容人数は41,922人で、MLB球場ガイドにまとめたオラクル・パーク(41,331人)やペトコ・パーク(39,860人)と近い規模です。中堅は408フィートと深く、外野の形も球場ごとに特徴があります。2012年と2015年にフェンスを前に出す改修が行われているため、最新の寸法は球団公式サイトで確認するのが確実です。
日本の球場との違い
- 屋根のない天然芝の球場で、天候や気温の影響を受けやすい
- 入口の空間や像など、球団やチームの歴史を伝える展示が多い
- 外野にフードコートがあり、グルメを目当てに歩き回る楽しみがある
- モバイルチケットやキャッシュレス決済の普及が進んでいる球場が多い
試合当日の1日の流れ|モデル
| 時間帯 | 過ごし方のイメージ |
|---|---|
| 試合の2〜3時間前 | 地下鉄7番線でMets–Willets Point駅へ。余裕を持って移動 |
| 開場直後 | ロビンソンのロタンダを見学。メッツ・プラザの像も見る |
| 試合前 | 座席を確認し、テイスト・オブ・ザ・シティで食事を購入 |
| 試合中 | 本塁打でリンゴが上がる演出をチェック。服装は季節に合わせて調整 |
| 試合後 | 7番線が混雑するため、時間をずらす選択肢も |
座席の選び方の考え方
座席は、「雰囲気を重視するか」「プレーの見やすさを重視するか」で選び方が変わります。外野の特別なスペースは雰囲気を楽しみたい人向けで、内野席はプレーを近くで見やすい位置です。席種ごとの価格や販売状況は、球団公式サイトで確認してください。
持ち物の目安
- パスポートなど身分証明書
- スマートフォンと充電器(モバイルチケットの表示用)
- 季節に合わせた羽織りもの
- クレジットカード(現金不可の売り場に備える)
- 雨具
持ち物の詳細は、球団公式の入場ルール(バッグの大きさの制限や持ち込み禁止品)で確認してください。
旅行の準備|日本から観戦に行くときに
海外観戦では、パスポートの有効期限、入国の手続き、海外旅行保険、チケットの購入方法などを事前に確認する必要があります。入国に必要な手続きは、アメリカ政府や外務省などの公式案内で最新の情報を確認してください。MLBの観戦全般はMLBを日本で見る方法やMLBドラフトとマイナーリーグの仕組みも参考になります。
球場の歴史を知ると楽しくなる
シティ・フィールドの最初の試合は2009年3月29日の大学の試合で、メッツ初の公式戦は同年4月13日でした。球場の入口にあるロタンダは、4月15日に献呈されています。2022年4月15日にはトム・シーバー像が除幕されました。観戦の際は、像や展示にも目を向けると、チームの歴史を感じやすくなります。
観戦と組み合わせたい過ごし方
シティ・フィールドは、マンハッタンから地下鉄で行ける距離にあり、ニューヨーク観光と組み合わせやすい球場です。同じ街にはヤンキースタジアムもあるため、日程が合えば両球場をはしごする遠征も考えられます。ただし、試合日の地下鉄は混み合うため、試合の開始時刻に合わせて、移動の余裕を持った計画にしましょう。
よくある質問
Q. 地下鉄で直接行けますか?
7番線のMets–Willets Point駅が球場の最寄りです。MLB公式サイトは、試合日に直通の電車がある旨を紹介しています。
Q. ヤンキースタジアムとの違いは?
ヤンキースタジアムはブロンクス、シティ・フィールドはクイーンズにあり、それぞれ別の地下鉄路線で行きます。ヤンキースの観戦はヤンキースタジアム観戦ガイドをご覧ください。
Q. 日本人選手が出場する試合は見やすいですか?
出場するかは、その時点の所属チームや試合ごとのスターティングメンバーで決まります。所属は日本人MLB選手一覧2026で確認できます。
まとめ|地下鉄で行ける、歴史と演出の球場
シティ・フィールドは、ロビンソンのロタンダ、ホーム・ラン・アップル、オレンジ色のファウルポールなど、独自の見どころが揃った球場です。地下鉄7番線で行けますが、工事や混雑の情報を事前に確認して計画を立てましょう。
出典:MLB.com(Mets ballpark/transportation/subway)、Wikipedia「Citi Field」。2026年10月時点で確認した内容です。
参考にした情報
- MLB公式サイト(mlb.com)
- Wikipedia「Citi Field」(en.wikipedia.org)


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