結論から言うと、2026/27シーズンのルヴァンカップは「グループステージなしの勝ち上がり式」です。1stラウンド(1〜4回戦)は一発勝負、準々決勝と準決勝はホーム&アウェイの2試合制、決勝は中立地での一発勝負で行われます。
以前の大会方式と変わっているため、「予選リーグはどうなった?」と戸惑う人も多いはずです。この記事では、2026/27シーズンの大会方式、出場クラブ、延長戦・PK戦のルール、観戦・視聴のポイントを整理します。
※大会方式や日程は変更されることがあります。この記事は、Jリーグの2026/27シーズン試合実施要項(公式PDF)と、2026年8月24日付の解説記事をもとにしています。最新情報はJリーグ公式サイトでご確認ください。
ルヴァンカップとは?
Jリーグが主催する、J1・J2・J3のクラブが参加するカップ戦です。リーグ戦とは別の大会で、勝ち上がって優勝をめざします。2026/27シーズンの実施要項には「ヤマザキビスケット ルヴァンカップ」という名称が使われています。
2026/27シーズンの大会方式
大会は「1stラウンド」と「プライムラウンド」の2段階です。要項には「グループステージ」や「プレーオフ」という名称の大会段階はありません。
| 段階 | 方式 | 備考 |
|---|---|---|
| 1stラウンド(1〜4回戦) | 一発勝負のノックアウト方式(6つのグループに分かれて勝ち上がる) | 勝ち上がった6クラブがプライムラウンドへ |
| プライムラウンド 準々決勝 | ホーム&アウェイの2試合 | 1stラウンドの勝者6クラブ+上位2クラブの計8クラブ |
| プライムラウンド 準決勝 | ホーム&アウェイの2試合 | 4クラブ |
| プライムラウンド 決勝 | 中立地での1試合 | 会場は大型スタジアムが想定される(日程は記事時点で未定) |
組み合わせは、1stラウンド終了後の抽選で決まります。解説記事では、大会全体の試合数は65試合と紹介されています。
出場クラブ:58クラブが1stラウンドから
- J1・J2・J3の全クラブが参加対象
- AFCクラブ大会に出る6クラブのうち、上位2クラブ(ACL①・ACL②)は1stラウンドを免除され、プライムラウンドの準々決勝から出場
- 1stラウンドに出るのは58クラブ(J1が18、J2が20、J3が20)
- AFCクラブ大会に出るACL③〜⑥の4クラブは、1stラウンドの4回戦から登場
解説記事では、準々決勝から参加するのは鹿島アントラーズとヴィッセル神戸、4回戦から参加するのはFC町田ゼルビア、柏レイソル、ガンバ大阪、京都サンガF.C.と紹介されています。
延長戦・PK戦のルール
| 段階 | 決着がつかないとき |
|---|---|
| 1stラウンド | 90分で決着しない場合、延長戦(30分=前後半各15分)。それでも決まらなければPK戦 |
| 準々決勝・準決勝(2試合制) | 勝利数が多い方が勝ち。同数なら①2試合の得失点差、②第2戦の延長戦(30分)、③PK戦、④抽選の順で決定 |
| 決勝 | 90分で決着しない場合、延長戦(30分)。それでも決まらなければPK戦 |
- 延長戦に出られるのは、後半終了時にピッチ内でプレーしていた選手
- PK戦に参加できるのは、延長戦終了時にピッチ内でプレーしていた選手のみ
- 延長戦では、直前の90分間と合わせて「最大6名かつ合計4回」まで交代できる(ハーフタイムなどを除く)
一般的なサッカーの延長戦・PK戦の考え方は、サッカーの延長戦・PK戦のルールで解説しています。
優勝賞金と視聴方法
解説記事によると、賞金は優勝1億5,000万円、準優勝5,000万円、3位は各2,000万円です。
配信・放送については、同じ記事で次のように紹介されています。料金や配信内容は記事時点の情報なので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
- スカパー!:準決勝まで全試合をLIVE配信、決勝は録画配信
- Amazon Prime Video(サッカーLIVEライト):準決勝までLIVE配信
- フジテレビ(地上波):決勝を生中継予定
- フジテレビ(CS):準決勝までLIVE配信
- FODプレミアム:一部試合のみの配信
用語を整理:初めてでも分かる大会の言葉
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ノックアウト方式 | 負けたら敗退となる勝ち上がり形式 |
| 一発勝負 | 1試合だけで勝敗を決める方式。90分で決まらなければ延長戦やPK戦に進む |
| ホーム&アウェイ | 双方のホームで1試合ずつ、計2試合を戦う方式 |
| 中立地 | どちらのクラブのホームでもない会場。決勝で使われる |
| 得失点差 | 2試合の合計得点から合計失点を引いた差。2試合制で勝利数が同じときの決め手になる |
| みなし開催 | 規約にもとづき、試合が実施されたものとみなす扱い。この場合、延長戦とPK戦は行わない |
2試合制の準々決勝・準決勝は、「2試合で1勝1敗」になったとき、得失点差で決着をつけます。それでも並んだ場合は、第2戦の延長戦、PK戦、最後は抽選の順です。
この記事で確認できていないこと
- 決勝の日程と会場(記事時点で未定)
- 1stラウンドの具体的な組み合わせや各試合の日程
- 各配信サービスの最新の料金
これらは確認できた範囲では書いていません。日程や組み合わせは、Jリーグ公式サイトの大会ページで随時更新されます。
観戦のポイント
- 一発勝負の1stラウンドは、番狂わせが起きやすい。J3・J2のクラブがJ1に挑む試合にも注目
- 準々決勝・準決勝は2試合の合計で決まるため、第1戦の結果が第2戦の戦い方に影響する
- 決勝は中立地で開催されるため、遠征になるファンも多い。日程が出たら、移動やホテルの手配を早めにしておく
- リーグ戦の合間に行われるため、メンバーが入れ替わることもある
遠征計画の立て方は、観戦遠征の交通手段の選び方も参考になります。
よくある疑問
Q. 決勝はいつ?
解説記事の時点では日程は未定でした。決定したらJリーグ公式サイトで発表されます。
Q. グループステージはもうない?
2026/27シーズンの実施要項では、大会段階は1stラウンドとプライムラウンドです。「グループ」という言葉は、1stラウンドの勝ち上がりのブロック分けとして使われています。
Q. ACLに出るクラブはどう扱われる?
AFCクラブ大会に出る6クラブのうち、上位2クラブは準々決勝から、ほかの4クラブは1stラウンドの4回戦から出場します。
2試合制の決着を例で確認
| ケース | 結果 |
|---|---|
| 第1戦:Aが1-0で勝ち/第2戦:Bが1-0で勝ち | 勝利数は1勝1敗で同数。得失点差も0なので、第2戦の延長戦(30分)へ |
| 第1戦:Aが2-0で勝ち/第2戦:Bが1-0で勝ち | 勝利数は同数。2試合の得失点差でAが+1となり、Aの勝ち上がり |
| 第1戦:Aが1-0で勝ち/第2戦:Aが0-0の引き分け | 勝利数が多いAの勝ち上がり |
このように、2試合制は「合計得点」ではなく「勝利数」が先に見られます。ここがリーグ戦や、一部の海外大会のアウェイゴール方式とは違う点です。観戦前に確認しておくと、第2戦の終盤の展開が読みやすくなります。
まとめ
- 2026/27のルヴァンカップは、グループステージなしの勝ち上がり式
- 1stラウンドは一発勝負、準々決勝・準決勝は2試合制、決勝は中立地の一発勝負
- 1stラウンドは58クラブ。上位2クラブは準々決勝から参加
- 延長戦・PK戦の扱いは、段階によって細かく決まっている
参考にした情報
- Jリーグ公式:2026/27 ヤマザキビスケット ルヴァンカップ 試合実施要項
- 大会方式・賞金・配信に関する解説記事(2026年8月24日掲載)
※大会の最新情報は、Jリーグ公式サイトでご確認ください。


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