Jリーグでは、選手の登録に関するルールが、近年大きく見直されています。ニュースで「登録枠の上限撤廃」「ホームグロウン制度」といった言葉を見かけても、何が変わったのか、わかりにくいかもしれません。
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この記事では、Jリーグが2025年7月29日の理事会で決めた、プロ選手の登録枠とホームグロウン制度の内容を、初心者向けにまとめます。Jリーグの基本は初心者におすすめのJリーグ観戦ガイドも参考にしてください。
結論:クラブのプロ選手の登録人数の上限がなくなった
| 項目 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| プロ選手の登録枠 | 第2種(ユース)登録選手を含め、クラブ全体で原則27名まで | 2026特別シーズン以降、上限を設けない |
| ホームグロウン制度 | J1は4名、J2・J3は2名以上 | 2026特別シーズンは同じ基準を継続(その後は検討中) |
これまでは、クラブごとに登録できる選手の人数に、原則として上限がありました。それが、2026特別シーズン以降は撤廃されます。各クラブが、自分たちの方針で、選手を編成しやすくなる変更です。
プロ選手の登録枠とは?
プロ選手の登録枠とは、1つのクラブが、公式戦に出場できる選手として登録できる人数の上限のことです。従来は、ユースの選手(第2種登録)も含めて、クラブ全体で原則27名とされていました。
- クラブは、登録する選手の人数を、上限の範囲で決める必要があった
- 上限があるため、クラブは、誰を登録するかを慎重に選ぶ必要がある
なぜ上限が撤廃されたのか
Jリーグの説明によると、背景には、「プロABC契約制度」の撤廃があります。この制度がなくなることで、27名の枠に代わる、新しいルールが必要になりました。検討された案は、次の3つです。
- 現行のルールをベースにした上限を設ける
- ACL(アジアチャンピオンズリーグ)のような、21歳以下の枠を設ける
- 上限を設けない
その中で、「上限なし」が選ばれた理由は、年俸の下限の導入など、選手編成への制約が強まる中で、過度なルールを避け、各クラブの方針で多様な選手編成を行えるようにするためとされています。
ホームグロウン制度とは?
ホームグロウン制度とは、自クラブの育成組織で育った選手を、一定数以上登録することを求める制度です。若い選手の育成を後押しする目的があります。
| カテゴリー | 必要な人数(2026特別シーズン) |
|---|---|
| J1 | 4名以上 |
| J2・J3 | 2名以上 |
基準は、シーズン最初の登録ウインドーが終わる時点で、ホームグロウン選手を、上記の人数以上登録していることです。2026特別シーズンは、2025シーズンと同じ基準が続きます。
2026/27シーズン以降のホームグロウン制度については、2025年7月の時点では、検討中とされていました。また、このルールは、来シーズンから、JFAの規則ではなく、Jリーグの規則に移管されます。最新の内容は、Jリーグの公式発表を確認してください。
観戦する側にとって何が変わる?
今回の変更は、クラブが登録できる選手の総数に関するものです。試合ごとのメンバーの人数などは、別の規定によるため、公式の規則を確認してください。そのうえで、クラブが、育成中の若手や、複数のポジションの選手を、より多く登録できるようになります。
- クラブごとに、選手の編成の個性が出やすくなる
- 若手選手が登録され、試合に出るチャンスが広がる可能性がある
- 選手名簿を見る際は、人数の違いにも注目してみる
試合の見方については、サッカー観戦をもっと楽しむ5つのポイントも参考にしてください。
ポジションごとの人数を知っておくと便利
選手の編成を見るときは、ポジションの基本を知っておくと便利です。ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードの役割は、サッカーのポジション一覧で解説しています。
ルール変更の流れ
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年7月29日 | Jリーグ理事会で、プロ選手の登録枠の上限撤廃と、ホームグロウン制度の扱いが決議される |
| 2026特別シーズン | 登録枠の上限なし。ホームグロウン制度は、2025シーズンと同じ基準 |
| 2026/27シーズン以降 | ホームグロウン制度は検討中(2025年7月の時点)。規則は、JFAからJリーグへ移管 |
日付は、Jリーグの理事会の発表をもとにしています。制度は、時期によって見直されることがあるため、最新の状況はJリーグの公式サイトで確認してください。移行期の特別大会については、明治安田J1百年構想リーグとは?も参考になります。
用語を整理しよう
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| プロ選手の登録枠 | クラブがプロ選手として登録できる人数の上限 |
| 第2種登録 | ユース年代の選手の登録区分 |
| ホームグロウン | 自クラブの育成組織で育った選手など。一定人数の登録が求められる |
| 登録ウインドー | 選手の登録や移籍ができる期間 |
これらの用語がわかると、移籍や登録に関するニュースが、ぐっと読みやすくなります。ニュースでは「登録枠」だけでなく、「ホームグロウン」や「ウインドー」といった言葉もよく出てくるので、あわせて覚えておくと便利です。
ニュースを見るときのコツ
- どの年度・どの大会のルールの話かを確認する
- 「変更後」のルールがいつから適用されるのか、日付に注目する
- 最終的には、Jリーグの公式発表で確認する
制度のニュースは、変更の時期や対象の大会が、複数に分かれていることが多いです。見出しだけで判断せず、本文の日付や対象を、丁寧に確認しましょう。
自宅で試合を見る場合は、Jリーグのリーグ戦・ルヴァンカップ・天皇杯・海外リーグのどれを見たいかで、視聴先を選んでください。同じクラブでも大会によって配信先が異なります。大会・見たい試合から選ぶ視聴サービス比較に、対象プランと契約時の確認点をまとめています。
よくある質問
登録枠がなくなったので、クラブは何人でも登録できますか?
プロ選手の登録人数の上限は設けられていません。ただし、クラブの運営には、年俸の下限など、他のルールや費用の制約もあります。
ホームグロウン選手とは、具体的にどんな選手ですか?
自クラブの育成組織で育った選手などが該当します。具体的な条件は、Jリーグの規則で定められているため、公式の規定を確認してください。
ルールは今後も変わりますか?
はい、見直される可能性があります。特に、2026/27シーズン以降のホームグロウン制度は、2025年の理事会の時点では、検討中でした。最新の情報を確認しましょう。
サッカーのニュースを読み解くために
選手登録や移籍のニュースは、専門用語が多く、難しく感じることがあります。わからない言葉が出てきたときは、一つずつ意味を調べながら読むと、少しずつ理解が深まります。この記事で紹介した用語も、ニュースを読むときのヒントにしてください。応援するクラブの公式サイトやSNSも、最新のルールや動きを知る手がかりになります。
制度の細かい内容は、今後も見直される可能性があります。大きなニュースがあったときは、Jリーグの公式発表を、あわせて確認する習慣をつけておくと安心です。
まとめ
- プロ選手の登録枠は、2026特別シーズン以降、上限が撤廃された
- 従来は、ユース登録を含め、クラブ全体で原則27名だった
- ホームグロウン制度は、J1が4名、J2・J3が2名以上(2026特別シーズン)
- 最新の内容は、Jリーグの公式発表を確認する
ルールを知っておくと、移籍や登録のニュースの見方が変わります。初めての方は、サッカー初心者が知っておきたい基本ルール5つもあわせて読んでみてください。


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